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メガバンク3行がQRコード決済の規格を統一する

 フィンテックの中でも注目分野であるQRコードで手軽に決済ができるシステムの規格を統一する方針をメガバンク3行が固めたことが分かった。現金払いが多い日本に対し、キャッシュレスでの支払いは世界的に広がっており、その流れに三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の国内の大手3行が連携して対応していく構え。

 NHKの調べによると、メガバンク3行はスマートフォンを活用して手軽に支払いができるように、QRコードでの決済システムの導入を国内で進める方針を固めたとのこと。Qシステム開発や導入にはコストがかかるため、共同で投資する新会社の設立も視野に入れている。メガバンク3行がシステムの開発及び普及に力を注ぎ、他の銀行にも同様の統一規格の採用を呼びかけていく。QRコードでの決済は中国で既に普及しており、クレジットカード等によるキャッシュレスの支払いは世界的には普及している。影響力の大きい邦銀大手3行が力を合わせることで、日本のキャッシュレス化を早急に進めることができるのか注目される。
 
 キャッシュレスでの支払いが普及すれば、スマートフォンで簡単に支払うことができるため、利便性は高くなる。また、海外の金融機関とも連携すれば、外国人観光客の支払いにも対応可能になる。2020年の東京オリンピックに向けて、外国人観光客が増える中、キャッシュレス化の仕組みは必要になってくる。

 キャッシュレス化は、無駄なコストを削減し業務の効率化を図る狙いもある。長期的に低金利が続く中で、全国各地に店舗展開している大手銀行にとっては、店舗やATMの管理コストが重くなっている。QRコード決済を活用し、現金利用が減ル事になれば、店舗やATMを効率的に配置できると見ている。また、フィンテックの注目分野である仮想通貨とも関係している。仮想通貨による商用利用も各銀行が研究を進めており、QRコードによる仮想通貨決済の仕組みの開発も検討している。今後、フィンテック分野で前進するためにも国内のメガバンクが協力して開発を進めていく。

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